月館の殺人
- 作者: 綾辻行人,佐々木倫子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/08/10
- メディア: コミック
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綾辻行人(字が違う)氏と、どう転んでも「どコメディ」しか描けない佐々木倫子氏という超変則タッグ
ですから期待も高まるというものです。
そして期待以上の出来栄え!!
キャラクターの造形なんかは完全に佐々木節全開でして、通常ミステリといえば登場人物誰も彼もが
怪しく見えるものですが、佐々木氏独特のどこか配線を間違ったようなキャラクター達は誰もが怪しく
見えません。困った。誰だよ、殺ったのは。
しかしストーリーは新本格の旗手(懐かしいな〜既に)あやつじくんでありますから骨太でありますよ!
殺人現場に絶対に何らかの鍵があるに違いない!となめるように見てしまいました。とりあえず気になる
点がいくつかございましたが・・・あと気になって全員のタキシードを最初から最後までチェックしたり
とか。してます。楽しいです。そういえばわし、「探偵学園Q」の犯人当てに応募してゲームキューブを
ゲットしたことがあります。プチ自慢。
今のとこ臭いのは乗りテツの杉津さんかな。意外な展開で下巻に続く!ですが後半も期待しております。
ああ、「暗黒館の殺人」まだ読破してないや。ごめん、アーヤ、好きなんだけど・・・けど。